自由が丘でヘナとノンジアミンカラー

今回はジアミンアレルギーのある方、そのリスクを避けたい方、薬害を気にされる方に向けての記事です。

最近ではお家でのカラー剤の普及や白髪染め専門店が増えてきています。

お肌のターンオーバー28日間と言われその前に染めてしまうと頭皮への負担も大きくなります。

カラーを今後していく上で頭皮への負担を考えた塗り方やカラー剤をこだわったサロンで染めるのをオススメします。

当店ではただ染まればいいということでなく頭皮への負担、お客様のこれからも考えたカラーを提案します。

そもそもジアミンアレルギーとは??

僕自身もカラー剤が染みるので気持ちは本当にわかります。詳しく説明していきますね。

髪の毛を染める時に、ほとんどのヘアカラー剤に使用されているものが

【酸化染料】と呼ばれる化学成分です。

白髪を染めるのやおしゃれ染めなどに最も多く利用されているものです。

1剤のジアミン系の染料、アルカリ剤のトリートメント剤と2剤の過酸化水素を混ぜ染めるものです。

これを髪に塗るとキューティクルが開き混合することによって発生した酸素でメラニン色素を壊し髪が明るくなります。

分子の小さいジアミン系の染料は髪の内部まで浸透し2剤との混合で酸化して大きくなることで外に出づらくなります。

髪の中でしっかり明るくしながら染まり、発色するので色持ちもよく狙った色を出しやすいカラーです。

色持ちも2.3ヶ月ととても長いです。

しかし、アレルギー性接触皮膚炎の原因の中に【酸化染料】に触れるというのが原因の1つとしてあります。

イカイテルユキ
僕達のいる美容業界ではジアミンアレルギーと呼ぶことが多いです!!

引用元・ランドプランニングアソシエーツ

そもそもジアミンって何?

ジアミンとは【酸化染料】と呼ばれている髪を染める成分の中で、特にアレルギーを発症する頻度が高い【パラフェニレンジアミン】のことを縮めた略がジアミンです。
【パラフェニレンジアミン】の他にも〇〇ジアミンとつく酸化染料は多くあります。

美容業界でジアミンと呼ぶ時は【パラフェニレンジアミン】のことを指す時が多いですが、他のジアミンという名のつく酸化染料のことや酸化染料すべてのことを指すこともあります。

ジアミン系の染料はダメージがあるのはもちろんアレルギーなどを引き起こしたケースも多く報告されています。

酸化染料って何だろ??

酸化反応によって色を発したり・髪の毛を染めることのできる成分です。

この酸化染料によるアレルギーの起こしやすさは【酸化染料】の中でも様々です。

これを使えば必ず染みないということはありませんが人によって違うのでしっかりしたカウンセリングを心がけています。

イカイテルユキ
アレルギーのある方やカラーが染みやすい方を染める場合、1番大事なことは頭皮と肌のことを考えてあげることです。しっかり染めたいのはもちろんですがまずはお身体のことを第一にしましょう。

 

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アレルギーって???

【免疫反応に基づく生体に対する全身的または局所的な障害】と定義されています。いつも体を守ってくれている免疫のシステムがすごく過敏に反応することによって起こる原因と考えられています。
皮膚に障害のおこるジアミンアレルギーのようなものは【アレルギー性接触皮膚炎】と言われ、よく使われるアレルギー反応の分類では遅延型アレルギー反応という発症に時間を要するものに属しています。

アレルギー性接触皮膚炎は、誰にでも起こるのではなく、ある特定の人にだけ起こります。皮膚や体に合わないものと判断する体の仕組み(抗原/アレルゲンの記憶)をもっている人に起こることがあります。抗原となるものに接触してから24~72時間で腫れや紅斑などの皮膚症状が最大になります。

対応策としては原因物質には触れないことが大切です。

イカイテルユキ
1度反応が出てしまった方は本当に注意が必要ですし、全くジアミンの含まれていないノンジアミンカラーをオススメします。ジアミン入りのカラー剤は避けてください。塗ってる途中から染みたりするのは刺激性接触皮膚炎が原因の場合もあるのでそちらに対する対策が必要です。

もし、痒くなってしまったり腫れなどが出てしまった場合にすること!!!

・まずは病院での受診し、お医者様に何を使用したのかを成分表などを元に伝えます。

ある成分がアレルギーの原因とわかった場合はその成分の使用は必ず避けましょう。

アレルギーの症状を見るパッチテストもその成分は使ってはいけません。

1度かぶれを起こしてしまった場合は他のものでも反応することがあるので施術前のパッチテストなどをし問題がないことを確認して施術をしましょう。

刺激性接触皮膚炎

アレルギーとは別のカラーが染みる原因です。

ジアミンアレルギーと刺激性接触皮膚炎は分けて考えるのが大切です。

刺激物が許容濃度を超えて身体に触れた場合誰でも起こるものです。

僕自身はジアミンアレルギーでは無いのですがこちらが原因で明るくする力が強いカラー剤でやると肌が耐えられなくなります。

刺激性接触皮膚炎はアレルギーを原因としない「かぶれ」のことです。

刺激をおこす化学物質が濃い濃度で皮膚に付くと、誰にでも症状が出ます。
カラーを塗っている時などに皮膚に刺激や痛みやかゆみが出る場合は刺激性接触皮膚炎の可能性があります。

カラーの前日や当日はシャンプーをしないようにしたり、頭皮ギリギリから塗るなどの技法でカラー剤への接触を可能な限り避けることで予防が可能です。

染みやすい方は出来たら前日のシャンプーは控え、当日スタイリング剤やオイルなどをつけずにご来店頂けるとそのままの状態でカラーが出来ますのでぜひご協力ください。

保護オイルや保護クリーム等も使用することで緩和されます。

ヘアカラーを長く楽しむために

ヘアカラーによるアレルギーを防ぐには?

具合が悪かったり、頭皮に傷がある場合、コンディションが良くない場合はカラーをお休みしましょう。

アレルギーの原因となる物質は身体に触れることで皮膚から入ってくるので、保護オイルや、保護クリームをして触れる機会を減らします。

今までアレルギー反応や染みたりなかった場合でも急に出る場合もあるのですぐに担当の美容師に伝えましょう。我慢は絶対だめです。

カラー剤でアレルギーが起きた場合、使用していたものと同類のカラー剤は使用するのをやめましょう。

1度反応が出た場合は他のカラー剤を使う場合はパッチテストをおすすめします。

ジアミンが必ず悪い訳では無いです。

ジアミンはカラーの色味の調整、色持ちにはとても優れた成分です。しかし、アレルギーがあったり染みやすいなどある場合は注意が必要です。

✤オーガニックカラーや香草カラーなどにもジアミンは含まれています(カラー剤が良い悪いではなく、ジアミンは含まれているのでジアミンアレルギーの可能性がある方は避けてください。美容院でアレルギーがあるからと伝えオーガニックカラーで塗られてアレルギー反応が出たという件もかなり多いです。)

悩みをお持ちの方にヘナとノンジアミンカラーについて書いていきます。

ヘナとは??

アトピーや肌の弱い方に効果的な天然ヘナ

天然100%のヘナ染めはこんな方にオススメします

・地肌に化学染料を触れさせたくない方

・アトピーなど肌が弱い方
・ジアミンアレルギーがある方
・肌を綺麗に保ちたい方

天然ヘナはそんな方々に効果的です
天然100%を謳いながら化学染料が実は入っていた事によりかぶれてしまったという話もありました。
(決して化学染料が悪いという意味ではないです。僕もヘナ以外では使いますし使い方次第でとてもいいモノです。)
しかし、天然100%を謳ってのこととなると話は別です。
なので、当店では天然100%ヘナを使っています。天然100%なのでデメリットもあります。
【デメリット】
・自然な色なので色が選べない
・染めて数日は葉っぱの香りがする
・植物アレルギーの方には不向き
このデメリットを除けば
【メリット】
・多少のくせが少しおさまる
・パサつきやすい髪に水分と油分を保持しやすくするので効果的
・化学物質が入ってないので化学物質アレルギーの方でも使用可能
・髪や地肌に優しい
天然のものなのでもちろんデメリットもありますがメリットも多くあります。


髪や地肌を傷めない。

トリートメント効果もあります。

頭皮の正常化。白髪や色の明るい部分に色味が入る。

そんな効果があるヘナ。

もちろん自然なものなのでカラーなどに比べると染まりの自由度はないですがそれが良さでもあります。

その点理解して付き合って行ければ本当に素敵なものです。

藍色のインディゴを使うことにより多少の色の調整は可能です。

気になる方はぜひ相談してください!!

【ジアミンアレルギーで悩む方にオススメノンジアミンカラー】

【ノンジアミンカラー】

これから先は大阪の美容師【小野敦之さん】のブログを参考にして引用も含め書いています。

本当にわかりやすく書かれていているのでぜひこちらをご覧下さい。

大阪でお困りの方は本当におすすめです。

自由が丘ではわたくしにお任せ下さい!!

https://atussy.com/characteristics-of-non-diamine-color/

本当にわかりやすくていいブログで僕もよくお客様に話す時使わせてもらっています。

ノンジアミンカラーはこのような方にオススメ

・ジアミンかぶれの方
・肌の弱い方
・カラーに不安のある方
このような悩みをお持ちの方にオススメです。

ジアミンは少しの量で色素を濃く出すことが出来ることと様々な色味を簡単に作ることができます。
カラーの色持ちや色の調整などにとても役立つ成分です。(僕自身もお客様に使いますし、本当に色持ちなどを考えたら優れたものです)

ジアミンアレルギーがある方はジアミンの含まれたカラーで染め続けるのは避けた方がいいです。
ジアミンアレルギーをお持ちの方にはノンジアミンカラーがオススメです。

先程書いた通りジアミンは色持ちや色調の調整に優れているのでそのジアミンが入っていないので、白髪の染まりや、色持ちはジアミン入りに比べては少し弱いです。
しかし、今までジアミンアレルギーにより悩んでいた方にはとてもオススメのカラーです。

通常のカラーに比べると抜けは早かったりするので染める周期を少し短くしてあげるのもおすすめします。

✤染みてもいいから濃く染めて欲しいという方はお断りさせて頂きます。(大切な頭皮と身体を優先し安全の範囲内で相談して染めさせてもらいます。1度目は安全度の高いカラーで染めさせてもらい、その色の入りなどをみて次回の提案を無理なくします。少しずつ頭皮にストレスがなく染まりもいいように調整します。)

ノンジアミンカラーの種類

【ノンジアミンカラーの種類】
・ヘナ

ヘナは天然の草なのでカラー剤で違和感を感じる方、染みやすい方、ジアミンに対してアレルギーがある方、化学薬品に敏感な方などにもヘナは染めることが出来ます。(植物アレルギーの方などは避けてください)

ヘナで染めるとハリコシが出たり髪を補強することが出来ます。

【肌と髪に対して負担がないというのがヘナをする上で僕がおすすめする理由のひとつです。】

ヘナはダメージして膨張した髪を引き締めるタイプのトリートメントになります。

ヘナは酸性なのでカラー剤やパーマ剤などで膨張した髪を引き締めることで髪を強くさせます。

ダメージした髪をまずは引き締める。

こうすることで膨張した部分に余分なトリートメントも付着しないので量も少なく効率のいいトリートメントを可能にします。

ヘナの成分はダメージした髪にくっつきハリコシのあるサラサラな髪にしてくれます。

ヘナは髪の中にしっかり入り髪を補強し絡みつくので持ちもいいトリートメントになります。

ヘナは色は選べないですが色持ちはいいです。

【ヘナのデメリット】

短い時間でしっかり染まらない

ヘナは短時間で染まりません。

通常のカラー剤などよりしっかり時間を置かないと染まらないのです。

ヘナが持っている元々の天然染料なので色が限定される。

最近では様々なカラー剤が登場し透明感のあるものから色味のはっきりしたカラー剤など沢山ありますがヘナは色は選べません。

元々ヘナが持っているオレンジ色が髪に入ります。

全ての髪がオレンジになるという訳ではなく

今の髪色にオレンジがのるイメージです。

白髪にはオレンジに、ブラウンにはオレンジブラウンに、黒髪もほんのり明るくなります。

染まり方が異なるのでそれもヘナの良さとも言えます。

インディゴを使った2度染めでブラウンに近づけることやヘナとインディゴを混ぜたミックスで染める方法などもあるのでお客様に合わせて提案します。

その他にも香りが残るという点があります。

草の香り、自然の葉っぱの香りです。

僕は好きですけど好みはあると思います。

数日間香りが残ります。

数日は流した時にオレンジの色素が流れますので白いタオルは避けてください!

色味より薬害を気にされる方にオススメです。

・マニキュア(酸性染毛剤)

髪の表面に色素をくっつけるカラー。

内部もほんの少しだけ染まります。

ほとんどダメージはないカラーです。

デメリットは地肌に付くとなかなかとれないカラー剤なので根元ぎりぎりから塗るので根元の伸びが早く感じるということになります。

通常のカラーに比べると色落ちは早いです。

明るくできないというデメリットもありますが刺激とダメージは少ないです。

白髪など元々明るい髪に色を入れると色が入りますが黒髪には赤や青などを入れても黒のままです。(黒のビニールテープの上に色の着いたビニールテープを重ねても黒なのと同じです)

・HC染料・塩基性カラー(カラートリートメント)

カラートリートメントの中でも塩基性の染料は一つ一つの分子が大きいので髪の中には入らず表面にくっつきます。

HC染料は一つ一つの分子が小さく髪の中に入っていきますが出て行くのが早いです。なので、色持ちは良くありません。

この二つを使用したり、カラー剤と混ぜることにより様々な用途で使えるカラーです。マニキュアと違い根元から塗ることも可能です。

使い方を工夫することにより染まりの力を強くしたり明るくすることも出来るので色の幅が広いというのも特徴です。

こちらも色持ちは通常のカラー剤に比べると弱いです。

最近だとノンジアミンカラーに詳しい大阪の美容師(小野さん)などが制作に携わった色持ちのいいカラー剤なども出てきました。本当に詳しい方などで僕もよく勉強させてもらっています。

・ライトナー(脱色剤)

色を入れることや白髪染め、髪を暗くすることは出来ないのですが色素を抜くことにより髪を明るくすることが出来るカラー剤です。ブリーチなどとも呼ばれます。

1度ライトナーで明るくしてから他のノンジアミンカラーで色を入れると明るさの幅も広がります。

明るく作用によるピリピリとした刺激はアレルギーとは別の刺激性皮膚炎なのでそちらも注意が必要です。

・ジアミンの入ってない酸化染毛剤

ジアミンは入ってないのですがジアミンとは別の酸化染料が入っています。

(これによるアレルギーもあるので注意は必要です)

通常のジアミン入りのカラー剤に比べると劣りますが他のノンジアミンカラーに比べると明るさの調整や色の選択肢や色持ちなどは他の落ちやすいノンジアミンカラーに比べるといいです。


これらすべてに共通することはジアミンは入っていないから必ず染みないということはありません(別の化学染料や化学物質が入っているもの、植物アレルギーなどもあるので等々)
通常のカラー剤に比べこれらは刺激が少ないですし、アレルギーが低いものになります。

ノンジアミンカラーの中にもそれぞれ得意、不得意がありますが今まで叶えれなかったアレルギーの悩みを解決できるようになりました。

今までカラーで染みやすい、アレルギーがある方はぜひ相談してみてください。

一人一人にあった無理ない施術を提案します。髪と頭皮の悩みを一緒に解決しましょう。

ノンジアミンカラー施術例

上記で書いたHC・塩基染料の白髪染め。

全体的に白髪も多くカラーを弾きやすい髪です。

エルコスカラーバターコンクを使用したり、ノジアのカラートリートメント、浸透を促す成分をちょこっとプラス(この商材が大事です)

カラートリートメントやバターを明るく染めるには、アルカリが必要です。(ノンジアミンでもアルカリで染みやすい方もいるので頭皮の状態と相談しながら調整します)
ジアミンではないフェノール系のノンジアミンカラーもあるのですが頭皮のことや今までの染みた経験なども踏まえて選定していきます。

毛先までカラートリートメントで染めています。深く入る色なので毛先が抜けてきたら全頭を染めてそれ以外は根元染めで十分対応できます。
数日間はタオルなどに色がつきやすいのでその点は注意が必要です。

ジアミンを使ったカラーで痒くなってしまう方にジアミンアレルギー的な痒みはありませんが、過酸化水素なども使うとその影響で痒みが出る場合もあるので注意しながらじっくりカウンセリングして決めていきましょう。
使わずに染める方法もあるので。

ノンジアミンカラーも染まりやすく褪色しづらくなるよう日々考え勉強しています。

しかし、やはりジアミンを使ったカラーに比べると染まりや色もちは悪いです。

【まずは頭皮のことと肌の状態を第1に考えた施術を提案します】
それからさらにしっかり染める方法を一緒に見つけていきましょう。

ノンジアミンカラーで全体を細かく塗る時はぜひサロンにお任せ下さい。

ノンジアミンカラーを塗るため用のハケやアイテムもご用意してますので違いも実感できます。

ノンジアミンカラーの特徴などを話しながら施術させてもらうのでぜひ頭皮の悩みなど相談してください。

一人一人にあった正しいケアをお伝えします。
もちろんデメリットもありますがメリットも多くあります。

話が聞きたい、興味がある方は気軽にご相談ください。
今現在ノンジアミンカラーをされている方のご相談も大歓迎です!!
ぜひお待ちしてます。

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