髪質改善って結局何やってるの??よく聞かれるので再掲します。自由が丘、田園調布、奥沢で髪質改善はお任せください!
髪質改善って結局なんなの??
実際のケースを元に書いていきます。
元々の髪は膨らみやすいくせがあり普段はアイロンによるセットをされています。
元々カラーをしていた髪に縮毛矯正をかけ、そこにハイライトを入れ黒染めまではいかないですが暗くしている状態です。
縮毛矯正のあとのハイライト後にとても強いダメージがでて指通りなどが気になり綺麗にしたいということでご来店いただきました。
髪は伸ばしていくのでなるべく毛先を維持できるようにしていきます。
ひっかかりやダメージの強い状態でいると手ぐしで絡んだり、無理やりとかそうとすることによるダメージがどんどん出てきてしまいます。
なので指通りなどを良くしておくということが大事です。(理想は傷んだところはカットしてなくすのがいいのですが大切な髪なのでそこはじっくり相談して決めましょう)
ハイライトなどをして色味を楽しみ今は暗めの色でブリーチ(ハイライト)をしていたところを暗くしている状態です。
僕自身ブリーチも好きですしとても綺麗な色も出ていいですよね。
しかし、髪を伸ばしてく上では上手に付き合っていかないといけない施術です。
傷みづらいブリーチという言葉も最近はよく聞きますがブリーチはブリーチなので今後のことも踏まえて入れることが大切です。
特に縮毛矯正をされている方などはブリーチをすると制限がかかり綺麗にかかりづらい状態になるケースもあるので注意が必要です。
お客様の意見も大切に施術をしていくので今回は髪質改善トリートメントのみで補強しながらなるべく切らずに伸ばしていく方向に決まりました。
今回はこの髪質改善について書いていきます。
髪質改善はどうやるの?
今回のケースの場合
カラー→縮毛矯正→ハイライト(ブリーチ)→黒染め(暗染め)という履歴なのでだいぶデリケートな状態です。
ダメージの差もあるので薬剤や塗布量などを細かく塗り分けていきます。
この薬剤選定と塗り分けがとても大事になります。
お肌などもそうなのですが肌の奥まで栄養を入れたい場合一度毛穴を開く成分を使い、しっかり入れ込み開いた毛穴を最後閉じてあげるということをします。
これとほぼ同じことを髪の毛にもしていきます。
髪の表面を成分が入りやすい状態にします。(このときにどのくらいのパワーを使うかというのがとても大事です。開けば開くほど栄養を入れれますがその負担もゼロではないので調整が必要です。)
この開くという行程をしないと髪の表面だけにトリートメントが付着し流したら元通りということになってしまいます。
特にハイライトやブリーチの入った髪はなかにしっかり入れ込むという施術が大事です!!
【例にしてみました】
例えば髪の元々の体力が100だとして、ダメージなどが出て今の髪の体力が50だとします。
この50の状態に髪を開く薬を10の体力分使ってみます。
50ー10=40(これが髪を開いている状態です)
この40に栄養を入れこみます(20体力分)
50−10+20=60
元々の状態より良くなりました。この体力を増やすことと髪の表面が整うことで髪は綺麗に見えます。
この開く力を使わずに補強だけしていくことを髪質改善と呼ぶこともあります。(開く力を使う施術を髪質改善と呼ぶこともありますし通常のトリートメントをそう呼んでいるお店もあります。僕は開く力を使う施術、補強どちらも髪質改善と呼びます。一人一人に合わせて使うのでそのようにしてます。)
50+5=55
マイナスがないのでリスクもなく補強が出来るので安定感がある施術です。
体力が増えるなら髪を開く薬をパワーを付けてもっと栄養を入れればいいんじゃないか?という意見もあります。実際にそういう施術もあります。
しかし、極端にダメージが出ている場合は違います。(ブリーチやカラーリングでの極度のダメージ)この場合は体力を例えとして5とします。
先ほどと同じように10のパワーの薬を使用したとします。
5ー10=ー5
マイナス5になりました。この状態がいわゆるびびり毛と呼ばれチリチリっとした状態になってしまいます。
こうならないために薬剤選定が大事です。
ブリーチの場合は使える薬の範囲が極端に狭まるので注意が必要です。
ブリーチの場合は補強のみの髪質改善か少し開かせた当店では【ホットミルク】(縮毛矯正とトリートメントの中間メニュー)、髪質改善縮毛矯正で調整していきます。
イメージが少しでもつけば嬉しいです。
難しいことやややこしいこともありますがお店では本当にわかりやすくご説明します。
傷んだ髪を髪質改善
そして細かい薬剤選定と塗り分けをしながら髪の内部と外部をしっかり補強し固定させた状態がこちらです。
熱はダメージの原因などともいわれますがトリートメント成分を吸着させたり弱い薬剤の力を最大限に発揮させれるようになったりするので使っていきます。
この熱も先ほどの例の式などのように使い方によってもとの状態より綺麗に出来るので使っていきます。
式でいうとマイナスの部分だけをとってよく傷んでしまうからダメだなどと言われたりしますがすべては使い方やバランスが大事です。
お肌と同じで開いてあげる作業も必要な時があります。
先程も書きましたが、それをしないと成分が入らず表面のみの付着になり結局持ちが悪く流れたら元通りということもよくあります。
今回の施術も従来のトリートメントではどうしても改善できないブリーチの補強などを上手く薬剤選定とそれに合わせた熱処理により可能にしています。
(髪が綺麗になると色も綺麗に見えます)
髪を綺麗にするには正しい知識とやり方が大切です。
色々なやり方がありますがどのやり方も僕は正解だと思います。
本当に様々な方法があり僕自身も常に勉強しています。
しかし、今現在の髪が綺麗に改善されていない場合はやり方を変えてあげるのがオススメです(今のやり方がダメという訳でなく髪質や今の状態に合ってないのかもしれません)
今現在自分の髪に悩みがある方や今よりもっと髪を綺麗にしたい方はぜひ一度相談していただければと思います。
正しいやり方で継続していけば髪は必ず綺麗になります。
一緒に髪の悩みを解決していきましょう。
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