ツヤが出ないのは、ダメージではなくくせが原因？髪質改善縮毛矯正

今回はサラサラにしたいけどトリートメントだとなかなか綺麗にならないと悩んでいたお客様。

そこで、縮毛矯正を得意としているところで縮毛矯正はかけたいと当店を探してご来店頂きました。

本当に嬉しいです。

 

カウンセリングと髪の状態

まずはお客様の好みやなりたいスタイル、悩みや髪の履歴などについてじっくり相談していきます。

サラサラなストレートにしたいということなので不自然な真っ直ぐではない自然な縮毛矯正をしていきます。

カラーなどもしていないのですがツヤが見えづらいという悩みもあります。

髪のダメージの履歴としては縮毛矯正を5.6年前にかけていて毛先にまだ残っている部分がある（写真をよーく見ていただくとわかるのですが毛先の方だけ髪質が少しだけ違います。この髪質が変わっているということに気づかずに縮毛矯正をしていないダメージの少ない根元と同じ薬剤で毛先までいってしまうとダメージにかなり繋がります。お客様に細かく履歴などをお聞きしながら確認するのはそのためでもあるので一緒に履歴の確認をしながら相談していきます。）

縮毛矯正をしている毛先と普段コテを入れているダメージはありますが毛先以外はダメージも少ないです。

あれ？ダメージが少ないと綺麗に見えるのでは？？

実は、ダメージが少なくてもツヤが見えづらいのはクセにより傷んで見えるというのが原因です。

いつも書いていますがツヤは光の反射によりおこるので綺麗なストレート、面が整った髪の方がダメージがあったとしてもツヤは出ます。
ダメージが過度に出ている髪は穴ぼこが空くので綺麗に見えづらいです。

元々のくせも素敵ですが、今回はサラサラなストレートにしたいということとツヤのある髪にしたいということで髪質改善縮毛矯正でくせを抑えます。

元々のくせを活かすのも素敵ですし、今回のように髪を綺麗に見せたいという場合はトリートメントではなくくせを伸ばすのをオススメします。

当店の髪質改善トリートメントはくせを伸ばすものではなく、補強メインのものです。

癖を伸ばす場合は、縮毛矯正とトリートメントの中間メニュー【ホットミルク】【髪質改善縮毛矯正】がオススメです。

今回の施術と薬剤選定

髪の量も多いのですが、1本1本で見るとそこまで太くないです。
細く柔らかい毛はダメージには弱いのでその点も踏まえて薬剤を選びます。
強すぎる薬剤ですと髪が硬く仕上がり不自然になることもあり、弱すぎるとくせが伸びず中途半端になってしまいます。
なので強い薬剤をなるべくダメージが少なくなるように前処理や表面の補強などでカバーしながら塗布、弱い薬剤から、少しずつ強い薬剤にしていくなど（他にも本当にたくさんの方法があり、その中からお客様に最適な薬剤選定をします。これを使えば綺麗になるということはありません。）
毛先は元々縮毛矯正はかかっているのですが少しうねりが戻ってきたりもあるのでその点も修正します。
毛先はデリケートなので無理なく改善します。
毛先は少しずつ切っていきながら綺麗な部分が毛先になるようにしていきます。

アイロンもどのくらいの幅でとるのか、温度、引き出す位置、根元と毛先で温度をコントロールして使い分けるなど熱処理も一人一人に合わせて行います。

一人一人の髪質、履歴に合わせた施術をすると髪は綺麗に見せれます。

仕上げで乾かしている時から笑顔が溢れているのを見れてとても幸せでした。

なかなかこちらに来る機会は少ないと思いますがまた縮毛矯正の機会にお会い出来るのも楽しみにしています。
素敵な時間もありがとうございました！！

 

縮毛矯正で大切なこと

今現在皆さんの毛先の髪は数年前に根元にあった髪が伸びてきて毛先の髪になっています。

縮毛矯正も根元の方からかけるのでそのかけ方により毛先になった時の髪の状態がかなり変わります。

毛先になった先のことも考えた施術をさせてもらいますので、悩みがある方はぜひ相談してください。

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