【悲しみの一夜】その時僕は…
今朝の空も青い。
冬の空が僕は好きだ。
昨日の悲しみが嘘のように感じるそんな朝。
太陽の光が僕を早く起きろと刺激する。
眠気まなこをこすりながら周りを見渡す。
そうだ。まだ悲しみの中に僕はいたんだ……
僕には嫁と4ヶ月の息子がいる。
いつも凛とし、芯が強くて優しい嫁のりさと本当に無邪気でかわいい息子の希(まれ)だ。
息子は無条件にかわいい。
嫁は節分の鬼かな?と思うくらいとにかく怖い。ほぼ毎日怒られてるのだが、ふと見せる優しさや意志の強さがとても魅力的な女性だ。
二人と過ごす毎日が幸せだった。
それに僕は慣れてしまったのかもしれない。
そんな幸せが僕の手からこぼれ落ちた。
あの日から…
あの日もいつものように妻夫木聡のようなくしゃっとしたさわやかな笑顔を振りまきながら僕はリビングにいた。
すると突然、笑顔を振りまくこの僕(妻夫木聡)に
嫁「今度まれちゃん連れて実家泊まるから。」
妻夫木「嫌です。あなたがいないのはほんのり寂しいくらいですが、まれがいないのは耐えれません。」
嫁「行くから。前の職場にも寄るからその日は実家に帰るの!!あと、いちいち腹立つこと言うのやめなさい」
妻夫木「まれと離れるのさみしい。ぶっきーはそれだけが悲しい。」
嫁「妻夫木君に1ミリも似てないし、ぶっきーて呼び方もやめて!オレンジデイズにあなたは出てません。とにかく行くからね。」
そんな言葉を残し鬼と天使は実家に帰りました。
残された僕の寂しい夜
こんなにも息子がいないと悲しいのでしょうか。
食欲も出ません。
干し芋と嫁の大事にしているチョコレートを食べます。あとでいうのあれなのでここに書いときます。
でも、僕の心は干し芋でもチョコレートでもデジモンアドベンチャーでも埋まりません。
携帯を開き、愛する息子のまれを見ることにしました。
先日、友人のだいちゃんに貰ったキッズ用のキャップ。キッズ用だから大きくなったら被せてあげてと言われましたが試しに被せてみた時の写真。
だいちゃんありがと!
これが
こうなります。
めちゃかわいい!!
もうこの帽子すら愛おしい…
もうダメだ!!我慢出来ない!!
まれちゃーーーーーん!!!
1日会えないだけでも寂しい。
とりあえず早く帰ってきてください!!
でも、たまには実家帰ってゆっくりもしてね!!
by ぶっきー