自由が丘でノンジアミンカラー。カラーが染みる原因とジアミンアレルギーとは??カラーが染みやすい方は相談してください。
ノンジアミンカラー。ジアミンアレルギーとは??
カラーで悩みがある方はぜひ相談してください。
今回はカラーを塗った後日かゆみがでたり、塗っている時に染みる方に向けてブログを書いていきます。
ジアミンアレルギーとは??
皮膚に障害のおこるアレルギーのようなものは【アレルギー性接触皮膚炎】と言われ、よく使われるアレルギー反応の分類では遅延型アレルギー反応という時間差でおこるものです。
美容院でカラーを塗っているときではなく、カラーを流して半日から数日後に反応するものです。
アレルギー性接触皮膚炎は、誰にでも起こるのではなく、ある特定の人にだけ起こります。
皮膚や体に合わないものと判断する体の仕組みをもっている人に起こることがあります。抗原となるものに接触してからだいたい24~72時間で腫れや紅斑などの皮膚症状が最大になります。
美容院ではほとんどの場合カラー剤に使われるジアミンなどに反応しておこるものなので反応が出る方は絶対にジアミンの使用は避けましょう。
ジアミンアレルギーの方はジアミン入りのカラーを根元を外して塗っても、シャンプー台で流す時に必ず頭皮や首に着いてしまうので使用しないというのが大切です。
オーガニックカラーなどにもジアミンは含まれているので注意してください。(オーガニックだから大丈夫と言われてアレルギー反応が出てしまったという悩みをお持ちの方も多いです。きちんと理解している美容師さんに相談しましょう)
私はジアミンアレルギーの反応に当てはまるかも?という方は病院で検査が1番オススメですがジアミンの含まれているカラー剤を使わないのをオススメします!!
カラーを塗っている時に染みるのは?
アレルギーを原因としない塗っているときに染みる1次刺激性皮膚炎というかぶれもあります。
これは刺激をおこす化学物質が皮膚についた場合(美容院ではカラーを塗られている時など)におこります。
化学物質が皮膚の細胞膜に障害を与えたり、代謝に障害を与えたりして皮膚を傷めてしまうからです。
薬剤と接触後、あまり時間を置かずに皮膚に刺激や傷みを感じたり紅斑が現れたりした場合は刺激性接触皮膚炎の可能性があります。
肌が弱い方などが染みやすい原因です。
こちらの場合は根元を外して塗ったりすることで染みる原因は少なくできます。
カラーが染みるというので、ジアミンアレルギーによるものと判断し、ジアミンが入ってないカラー剤(ジアミンが入ってなくても染めるパワーが強いもの)で塗ると染みてしまいます。
染みる原因というのを理解せずにノンジアミンカラーだから安全とは言えません。
【まずはお客様が染みている原因は何なのか?】
それが一番大事です。
いつも染め終わってしばらくすると痒くなったり皮膚がただれたりするのを我慢していたというお客様もかなり多いです。
少しでも気になる方はぜひ相談してください。
全てのものが必ず安全とは言いきれませんが(植物アレルギーの方はヘナでもダメなどもあるので)、安全性の高いものをお客様と相談しながら使用しアレルギーなどでもカラーを楽しんでいただければと思います。
ジアミンアレルギー、刺激性接触皮膚炎のどちらにも該当する方もいますし、人それぞれなので染みる原因をしっかり理解した美容院に行くのをぜひおすすめします。
塗っている時に染みるなら染めるパワーを弱めたり、カラー前にシャワーで流したりシャンプーをしない(頭皮には皮脂や油があるのでそれを落とさずカラーをすると染みにくい)頭皮用のオイルを塗布してから塗る等様々な工夫をして施術します。
カラーを我慢していると事故に繋がる場合も御座います。
ノンジアミンカラーやヘナなどを取り扱いお客様に合わせた提案をさせていただきます。
ノンジアミンカラーは通常のジアミン入りのカラーに比べ色の入りが弱かったり、色落ちが早いという面もありますが、カラーで悩んでいる方の助けになるものです。
じっくり相談して決めていきましょう!
東京、自由が丘駅 徒歩5分