いつもカラーの色落ちが早い?流行りのカラー剤が原因かも!?自由が丘で髪質改善カラーリング
いつもカラーの色落ちが早い?その理由とは?
いつもカラーを暗く染めているのにすぐ色が抜けてしまう。
カラーが抜けると黄色くなってパサついて見える。
そのような悩みをお持ちの方はぜひ相談してください!
今回はカラーの抜けやすい原因と対応策について書いていきます。
【カラーの抜けやすい原因とは?】
通常のカラーの染まる仕組みは、カラーを塗布すると1剤の中のアルカリが髪のキューティクルを開き、内部に浸透しアルカリによって分解された過酸化水素水が酸素を発生し、発生した酸素がメラニン色素を脱色します。それと同時に発生した酸素が染料を発色させます。
発生した酸化染料の分子がくっついて大きくなることにより外に出づらくなるので髪の内部に色が定着します。
ダメージしている髪の場合は髪の中まで運んでくれる脂質などが失われているので色の入りが悪かったり、逆に濃く入りすぎてしまいます。(濃く入っても髪の内部まで運ばれず表面で発色している状態なので、抜けが早いです)
長年生えていてダメージが蓄積している毛先などが特にそうなりやすいです。
根元の健康な髪と毛先ではダメージの度合いも違います。
カラーの前に処理剤を使用し、色の定着を良くする状態にしたり補強をすることでダメージも通常より減らし色の持ちも良くなります。
傷んだ髪が色落ちが早いのは髪の中まで染料が運ばれず表面で発色してしまうのが理由なので、それを解決することで色持ちは処理剤を使わないより良くなります。
それ以外にも明るめの色で染めているとやはり抜けは早いです。
明るさで言うと9トーン以上の明るさの毛は暗めの髪色に比べ染料が少ないので色落ちが早いです。
いつも抜けが早いという方は抜けづらいように暗めに染めておくというのもオススメです。
【暗めに染めているのに直ぐに色が抜けてしまう?】
昨今流行りのブリーチなしで透明感が出ると呼ばれているカラー剤(イルミナ、Throw、アディクシー、アプリエ等)は暗めの明るさでも1度塗っている時には希望の明るさより明るくなってから染まります。
それにより透明感は出るのですが抜けは早くなります。(使い方次第ではとてもいいものですが、ダメージも通常のカラー剤より強いです)
暗めにしているのに抜けが早いという方はカラー剤を見直すのが大事です。
目的と使用しているカラー剤が違うと色落ちの早さは解消されません。
きちんと前処理をし、用途に合わせたカラー剤を使用することで色持ちを良くすることは可能です。
従来のカラー剤に比べ、塗っている時にベースの髪色が明るくなるというのともうひとつ抜けが早く感じる理由があります。
従来のカラー剤はベースの色味がブラウンが使用されていました。
従来のカラー剤は、アッシュ系の色味やピンク系の色味でも、ベースの色はブラウンなのでアッシュやピンクが最近の透明感のあるカラー剤より弱めでした。
流行りの透明感の出るカラー剤はベースの色味がベージュで出来ているので、アッシュやピンクの色味が鮮やかに出やすいです。
従来のカラー剤はベースがブラウンなので、アッシュやピンクの色味が抜けるとブラウン味が強くなります。
流行りの透明感の出るカラー剤はベースがベージュなので、色が抜けるとベージュが残ります。
ブラウンとベージュを比べるとベージュの方が黄味が強く抜けたようにより見えてしまいます。
流行りの透明感の出るイルミナカラーのようなカラーは塗っている時に希望の明るさよりかなり明るくなることと、ベースの色味がベージュで出来ているので抜けが早く感じ、抜けると明るくなってしまいます。
抜けると明るくなるので、次のカラーも透明感も出しやすいというメリットはありますが、ダメージという点や色持ちという点では不向きです。
透明感の出るカラー剤でダメージレスと宣伝しているカラー剤はありますが、カラーでダメージレスということは絶対に有り得ませんし、先程書いたように明るくなる力も強いのでダメージも強いです。
当店ではきちんとした知識と技術をお客様に提供します。
ダメージレスなどということは有り得ませんが、なるべくダメージを軽減して染めることは可能です。
ダメージがないと言われて染めていたのにダメージがかなり気になる、色抜けが気になるという方はカラー剤やカラーの仕方を見直していくのをオススメします。
カラーの悩みぜひ相談してください!!
東京、自由が丘駅 徒歩5分